若い女性のためのリーダーシップ研修

若い女性のためのリーダーシップ研修

若い女性のためのリーダーシップ研修(=Asian Young Women’s Leadership Development Seminar略称AYWLD) は、毎年2月頃アジア各国で主にキリスト者(日本からの参加者はキリスト教に関心のある方も対象です)のアジアの若い女性たち(大学生相当以上~30歳前後)を対象に行われます。この研修では、1)国際的視野をもった女性のリーダーシップの育成、2)社会課題や国際的な課題への関心を高める、3)地球規模(特にアジアの視点)で社会課題を考える思考を身につけ、その解決のために仕える人材を育む、4)アジアを中心とした文化交流を通じて国境を越えた信頼関係を構築し新たなコミュニティを形成することを目的としています。

これまでインドネシア、カンボジア、シンガポール、フィリピン、ベトナムで開催してきました。この研修では、約10か国から参加者たちが集まり、約1週間の研修の間、開催国の文化、歴史、女性が直面する社会課題、聖書の学びを行います。
研修に参加するまでに事前課題が課され、研修中に各国の参加者は課題を発表する機会や、ワークショップや、講義などでグループ発表をする機会などがあります。また、自主性を促すためスケジュールの中に参加者が積極的に自分のギフトを発揮できる機会を設けるなどインタラクティブな研修内容となっています。
日本からの参加者は事前課題の準備として事前研修を受けることが参加の必須条件です。
また、研修は全て英語で実施され、英語でのコミュニケーションを実践する良い機会ともなっています。

この研修の一つの特徴は、日本からの参加者以外は全員キリスト者であることと、毎朝礼拝を守り、祈りで一日を終えるというスケジュールであることです。また毎朝の礼拝なども参加者たちが積極的に関わり礼拝をリードします。アジア各国の参加者たちの多くは、教会の青年会や、大学等でリーダーを務めているものが多く、積極的に参加する参加者の姿から、日本の参加者も毎年刺激を受けています。

研修後、日本からの参加者たちは報告書を提出いただき、年度末に行われるプログラム報告会において研修の参加報告をしていただきます。