CHADベトナム
CHADベトナム:自立・持続可能なコミュニティー作りと衛生環境向上プロジェクト
【プロジェクト概要】
目標:農村地区における自立・持続可能なコミュニティー作りと研修指導を行うことによって、食料安全保障と保健衛生の向上を目指しています。地域:3ケ村、Dak Dam 、Kong Vang、Queng Grai
期間:2020年4月〜2024年3月末 5年間
プロジェクト実施地域
村: Dak Dam、 Kong Vang、Queng Grai
District: Kon Ray
Province: Kon Tum
地区: Central Highlands
全人口: 1302 (306 世帯)
識字率: 85% ( 0.4% 高等教育への進学率)
主な収入源/生計手段 : 自給自足農
平均家庭収入: $115/月
衛生的なトイレ使用率: 26%
ベトナムは、近年の急速な経済発達を遂げる1方で、貧困問題はいまだに深刻な状況です。(貧困層21.5%)特に70~80%の農村部人口は、伝統的な農作業に頼って生活しているが、経済市場変動や気候変動に影響を受け、食糧不足、栄養不良の他、負債による貧困に苦しんでいます。そのためには、多様で栄養値の高い農作物と家畜生産を行うことが必要です。
CHADは、Central Highland地区にある3つのエスニックコミュニティー(Dak Dam, Kong Vang, Queng Grai)でのプロジェクトを計画しています。これらのコミュニティーには、306世帯 1420人が住み、平均所得$170/世帯です。このうち衛生的トイレを備えている世帯は26%しかありません。加えて、この地域は、国家やNGOからの支援が届いておらず、その生活・衛生環境は未だに貧しい状況です。
ウェスレー財団は、レガシー基金を通して、ベトナムでの自立と持続可能なコミュニティー作りのプロジェクトをCHAD Vietnam、VMI(合同メソジスト教会グローバルミッションのベトナム・ミッション・イニシアティブ)と協働して行っています。