パートナーシッププロジェクト
パートナーシッププロジェクト
ウェスレー財団は、パートナー団体と協働して、国内外で経済格差、福祉、保健医療、教育の改善/向上のための人材育成・地域発展事業を行っています。これらの事業は、地域の人々の主体的参加と協働によって、社会的自立・経済的自立を目指しています。このパートナーシッププロジェクトは、日本とアジアの地で教育と福祉の発展のために働いた宣教師たちのレガシーを覚えて2020年度に開始したプロジェクトの一つです。
現在実施中のパートナーシッププロジェクト
CHAD
ウェスレー財団はCHAD、Mission Initiative Office(合同メソジストミッションオフィス)、地域コミュニティーと協働しベトナムとラオスで5年計画のプロジェクトを実施しています。
CHADについて
CHAD (Community Health & Agricultural Development)は合同メソジスト教会によって2005年より始められた、農業と保健衛生指導を通して、自立・持続可能なコミュニティー作りを目指すプログラムです。2012年以来、カンボジアにおいて、カンボジアメソジスト教会との協力で、コミュニティーによる食糧安定確保、保健衛生教育の普及、マイクロクレジット、リーダーシップ育成を行ってきた。2018年には、11地区の97コミュニティー2,643人が、コミュニティーグループ主体の様々な自治活動を行なっています。
UNFPA
ウェスレー財団は、国連人口基金(UNFPA)カンボジア事務所と協働し、カンボジアの女性と少女達をジェンダーに基づく暴力から守ることを目指したプロジェクトを実施しています。
国連人口基金(UNFPA)について
UNFPA(United Nation Population Fund)は、すべての妊娠が望まれ、すべての出産が安全に行われ、すべての若者の可能性が満たされるために活動する国際機関です。カンボジアでは1993年より事務所を置き、持続可能な開発目標(SDGs)および国際人口開発会議(ICPD)行動計画の達成、すなわち性と生殖に関する健康・権利に関連するサービスと情報に全ての人がアクセスできること、妊産婦の削減などを目指しています。
NPCS
ウェスレー財団は、ネパールのNGO NPCS(Nutrition Promotion & Consultancy Service) と協働し、ネパールでコミュニティの女性や子ども達の栄養習慣、栄養状態の改善を目指した3年計画のプロジェクトを実施しています。
NPCSについて
NPCS(Nutrition Promotion & Consultancy Service)は、ネパールの女性や子どもたちを対象とした栄養活動の先駆者であるUnited Mission to Nepaliの後継として、2003年に設立されました。約50年にわたりコミュニティレベルで栄養改善に取り組んできた経験を生かし、ネパールの栄養不良に取り組む主要な組織として政府から認められているネパールのNGOです。
RVEP
ウェスレー財団は、公益財団法人JELAとUNHCR駐日事務所と共同で、「難民専門学校教育プログラム(Refugee Vocational Education Programme – RVEP)」を実施しています。
「難民専門学校教育プログラム(Refugee Vocational Education Programme – RVEP)」は、社会経済的な理由で、日本の専門学校に通うことが困難な日本在住の難民の方々のための奨学金制度です。
JELAについて
公益財団法人JELAは、1909年にアメリカのルーテル教会を母体に設立された、キリスト教主義の財団法人です。「キリストの愛をもって、世界と日本の助けを必要とする人々に仕える」という使命のもと、世界の子ども支援、難民支援、奉仕者育成を事業の3本柱として、国内外で様々な公益事業を展開しています。
UNHCRについて
UNHCR:The Office of the United Nations High Commissioner for Refugees(国連難民高等弁務官事務所)は、1950年以来、紛争や迫害等により故郷を追われた人々を国際的に保護・支援し、難民問題の解決へ向けた活動を行っています。