次世代の育成
私たちウェスレー財団は、「国際社会の中でリーダーシップを発揮することのできる次世代の育成」をミッションの一つに置いています。私たちが考えるリーダーシップとは、「上に立って人を指示するスキル」ではなく、より良い社会を形成するために、「それぞれの賜物(知識や経験やスキルなど)を用いて貢献しようとする意識と意思をもち、さらにその意識を行動に変え社会に影響を与えていこうとする行動力」を指します。
リーダーシップを備えた次世代の育成のため、国内外でプログラム事業(研修、セミナー、講演会等)を実施しています。国内外で実施する研修、セミナー等では、「知ること、出会うこと、経験すること」を大切にし、異文化・国際交流・国際相互理解に力を入れています。
私たちは、自分の知らない人々に出会うこと、話を聞くこと、共に過ごすことにより、今まで自分が考えていたこととは違う視点に触れることで、目が開かれ、より深く考え成長する機会となると考えています。また、国際交流を通して、まず「自分を知る」、「自分の社会文化を知る」そして、「多様な社会文化を学び、理解を深める」ことにより、共に生きていくことの課題と共に喜びを知る機会を提供することで国際相互理解につながり、世界の人々と共に生き仕えていく次世代を育成する機会となると考えています。
また、国内外のプログラム事業に加え、財団設立10年を機に社会課題、国際的な課題に関心を持ち、その解決のために行動してくリーダーシップのさらなる育成を目指し、国際協働プロジェクトを通じて、アジアの隣人さらには世界の人々と共に生き仕えていくサーバントリーダーの育成を目指しています。