報告

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開催報告

2022年度 教育助成金 アジア・太平洋地区オンライン交流会開催

2021年度からウェスレー財団ではアジア・太平洋地区の学生向けの教育助成金事業を開始しました。この事業はUnited Board for Christian Higher Education in Asia と協働してアジア・太平洋地区の経済的困難を抱えた学生を対象に1年分の学費を支給する事業です。

2022年度は、インド、インドネシア、バングラデシュ、フィリピンの4カ国から26名の学生がWesley Fellow(助成金支給対象者)として選ばれました。5月1日と10日の2日間、計3回に分けてオンラインによる交流報告会を実施し、2022年度の学び、葛藤や直面した困難、達成したこと、将来の目標について話す場となりました。

学生たちからはコロナ禍3年目となる2022年は、オンライン授業から徐々に通常の生活に戻る上での大変さを感じるようになったとの報告もされました。コロナ禍で家族が失業し経済的により苦しい状態が続いたたことや、家族の突然の病気により勉強を続けることがとても大変であったことも語ってくれました。

 

学業を辞め一度働いた学生も、ウェスレー財団の教育助成金によって学生生活に戻ることができたことを感謝し、また喜んでいました。また、教育助成金を授与したことで、安心して学習に励むことや課外活動、インターンに打ち込むことができたことを多くの学生が語ってくれました。

ウェスレー財団の学費助成金によって、多くの学生が様々な機会をより多く与えられ、多くの機会に挑戦できることを改めて実感しました。

ウェスレー財団ではこれからも若い世代の育成を様々な形で継続して参ります。

Wesley Fellow 2022(学費助成金2022年度授与者)26名のうち選ばれた14名のStoryを英語で掲載しています。
ぜひそちらもご覧ください。

こちら(Wesley Fellow 2022紹介)

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