国際プログラム開催報告
ユース・サマーキャンプ in USA 2018 報告
2018年7月21日~7月30日
2018年7月21日~7月30日までアメリカカリフォルニア州で行われたキャンプにウェスレー財団から8名の高校生相当と1名の伝道者を派遣しました。
2018年のキャンプのテーマは「Stay Woke/目を覚ます」、
テーマ聖句はエフェソの信徒への手紙5章14節「眠りについている者、起きよ。死者の中から立ち上がれ。そうすればキリストはあなたを照らされる。」
どのようにどんな時に私たちは神様に対して眠ってしまうのか、神様の存在に対して起きているとはどのようなことなのかをあらゆる方向から考えるプログラム内容となっていました。特に2018年は、参加者は祈りの大切さを学び、祈りが神様との対話であることを学んでいる様子でした。今までの人生で初めて神様と向き合う経験をした参加者は、最初は戸惑いながらも仲間と励まし合いながら学び合っていました。
2018年のキャンプでは、下記の日々のテーマが与えられました。
1日目:Open Heart, Open Mind (心を開く、オープンマインド)
2日目:Rekindling Our Faith (信仰を再燃させる)
3日目:Stay Woke till you Well-being (自分のWell-Beingのために目を覚ます)
4日目:Stay Woke to Others (他の人のために目を覚ます)
5日目:Stay Woke to God (神様のために目を覚ます)
6日目:Stay Woke to the World (世界のために目を覚ます)
7日目:Stay Woke (目を覚ます)
2018年のキャンプの主な特徴は、キャンプ2日目と3日目の夜に行われるAsian American Identity Program(アジア系アメリカ人のアイデンティティを考えるプログラム)とSocial Justice Program(社会の課題について考えるプログラム)において、議題にするテーマを参加者の中から発信するオープン・スペース・テクノロジー(OST)と呼ばれる手法がとられたことでした。それぞれが関心のあるSocial Justice Issues、例えば平和、人種差別、鬱病、教会に集う青年数の減少などを取り上げ、興味のある議題を話しているグループの話し合いに参加するという手法でした。興味関心のあるテーマが他にもあればそちらに移動することも可能で、グループで話し合うが結論をだす必要はないというユニークな手法でした。日本からの参加者も各々関心のあるテーマの話し合いに参加をしていました。参加者個々人のペースで、最初は戸惑いながらキャンプに参加していた者も、最後は笑顔で、「このキャンプに参加してよかった。」「帰りたくない。」とキャンプで知り合った新しい友達との別れを惜しんでいました。