国際プログラム
United Women in Faith Assembly2026 スタッフ報告

United Women in Faith Assembly 2026
2026年5月15日~5月17日
インディアナポリス、インディアナ州
米国インディアナ州インディアナポリスにて、合同メソジスト教会女性局 United Women in Faith(以下UWiF、旧称:United Methodist Women)主催のクリスチャン女性国際大会(以下、Assembly)が5月15日から17日の3日間開催されました。米国を中心に世界各地から約3,000人のクリスチャン女性が集い、ウェスレー財団からは小海光代表理事とスタッフ1名が参加しました。
UWiFは1869年に米国にて設立され、以後世界各地へ女性宣教師を派遣し、とりわけ女性や子どもの教育と福祉の向上に大きく貢献してきました。その精神は現在のUWiFにも受け継がれています。UWiFは、女性、子ども、若者への支援を使命(Mission)として、長年にわたり、気候変動への対応や人種的正義の促進など、社会正義(Social Justice)の実現に向けた働きを続けています。
4年に一度開催されるAssemblyは、礼拝や講演、ワークショップを通して、参加者が世界の社会課題について学び、キリストの愛を具体的な実践へと結びつけることを目的としています。
今回のテーマは “Dream it! Believe it! Do it!” でした。分断や対立が深まる現代社会において、神が示される希望を描き(Dream)、その実現を信じ(Believe)、一人ひとりが行動へと踏み出す(Do)ことの大切さが繰り返し語られました。また、「When women unite to carry out God’s mission, they are “unstoppable.(女性たちが団結して神の使命を果たすとき、私たちは止めることのできない存在となる)」というメッセージが大会全体を貫いていました。
小海代表理事によるワークショップ |
Stacey Abrams氏とCarolyn Abrams氏による基調講演 |
プログラムでは、朝夕の礼拝に加え、60名を超える女性リーダーによる講演や多彩なワークショップが行われました。移民支援、環境保全、人種的正義、地域社会での草の根活動など、それぞれの現場で実践されている働きを学びながら、参加者自身が自らの地域でどのように使命を担うことができるかを考える機会となりました。
基調講演では、投票権擁護活動家、作家、政治的リーダーとして知られるStacey Abrams氏と、引退牧師であり同氏の母でもあるCarolyn Abrams氏が登壇しました。Abrams氏は、信仰とは他者を傷つけるためではなく、人々を守り支えるために与えられたものであることを語り、市民権や人権を守るために勇気をもって行動することの重要性を参加者へ呼びかけました。
礼拝では、音楽やダンス、芸術表現を取り入れた豊かなプログラムが展開され、参加者はともに賛美し祈る中で神の招きを新たに受け止める時を持ちました。最終日には、「世の光」として歩むことが語られ、一人ひとりの小さな働きが社会に希望をもたらし、神の豊かな命(Abundant Life)を実現していくとのメッセージが力強く語られました。
(写真左)スタッフ (写真右)小海代表理事 |
礼拝の様子 |
ウェスレー財団は、合同メソジスト教会、とりわけその女性組織であるUWiFとの歴史的なつながりをレガシーとして受け継いでいます。今回のAssemblyへの参加は、そのレガシーを改めて受け止め、信仰に根ざして社会的責任を果たすというウェスレー財団のミッションを再確認する機会となりました。
ウェスレー財団では、これからも国内外のネットワークを大切にしながら、社会課題解決のために働く次世代の育成に努めてまいります。また、一人ひとりが神から与えられた賜物を生かし、愛を行動へと移す担い手として歩むことを願っています。



