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タイ・チェンマイワークキャンプ Part 1 2016年2月9日~14日

タイワークキャンプの二日目が無事終了致しました。参加者の岸ゆたかさんの1日目の報告と小俣元希さんと菊池大祐の2日目の報告をお読みください。

1日目
飛行機を乗り継いでおよそ10時間、チェンマイに到着しました。空港は多くの観光客に溢れ、少し町へ出るとエキゾチックな魅力と観光リゾートの様な雰囲気を感じます。
夕食の時の事です。私たちは屋台の様な、レストランのようなタイによくあるスタイルのお店で、着いて初めての食事をしていました。その時1人の子どもが何かものを売りにやってきました。そのあとも何人かが様々な物を売りに来ました。こういった場合、大抵裏にギャングなどが絡んでいるため、買ったりしてはいけないのですが、私がショックだったのはその人達に対する無関心さでした。そういった人たちが店に来て商売を始めても店側はなにも言いません。おそらくよく来ているのでしょう。そんな状況を直に見て、文明化の裏にある明暗を少しショックにも感じました。

岸ゆたか

2日目
今日は、モン族の方達と会うことが出来ました。そこでは、モン族の人達の歴史や日本と違った様々なことを教わったり、モン族の民族衣装を着させてもらったり、Ban Hmong’s Hope での修復作業などといったワークをしました。 自分が今日教えてもらった事で一番印象に残ったことは、日本で子どもたちによくやる「頭を撫でる」ということが、モン族の人達はそういった事をする習慣がなく逆に悪いイメージがあるということでした。

そしてモン族の方達と会って感じた事は、みんな純粋な方達ということでした。

特に子どもたちは、みんないつもニコニコと笑顔でした。子どもたちは学校に帰るとすぐサッカーボール持ってきて遊び始め自分達も一緒に混ざり遊ぶことが出来ました。たった一個のサッカーボールでこんなにも楽しそうにしている子どもたちを見ると小学校の頃の自分を思い出しました。自分は外で遊ぶことが大好きで毎日暗くなるまで友達と遊んでいました。しかし最近の日本の子どもたちは外でボールなどを使い暗くなるまで遊ぶということがどんどん少なくなっています。テレビゲームなど家で遊ぶ子どもが増えているのが一番の原因だと思います。子どもの頃しか、なかなか外で遊ぶということがないのにテレビゲームばっかりしている子どもがいるというのは、とても残念だしもったいないということがモン族の子どもたちを通して分かりました。先進国だから全てが便利で良いというわけではなく、逆に悪い面もあるということも分かりました。

明日もモン族の方達と交流するので、また何か新しい事を学べたり交流をさらに深めされたら良いなと思います。

小俣元希

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今日は最初にBan Hmong’s Hopeの代表ゲリーさんが営むカフェに行き、コーヒーをいただきながら、経営している寮や、そのカフェでバイトをしている人たちの話を聞き、実際に寮を見学させてもらいました。Ban Hmong’s Hopeで生活するモン族の子どもたちとの交流を終えた後、夕食でしゃぶしゃぶ風の鍋の店に行きました。そこで衝撃的だったことはネズミの死骸が床に落ちていたことです。(笑)それはともかく、鍋としゃぶしゃぶが融合されたとても美味しいお店でした。その後は皆でチェンマイのナイトバザールへと向かいました。そこでは、タイならではの物が売られていて値切りをしながらショッピングを楽しみました。

今日の日程の中で一番印象的だったのは、ゲリーさんのカフェにいた女の子です。その子は両親がいなく、HIVに感染していて片目が見えない子でしたが、とても明るい笑顔をもった素敵な子でした。そこに私はその子と共に生活しているゲリーさん達の愛を感じました。この事を言葉で忠実に伝える事は難しいですが、愛という言葉が一番しっくりくると思います。初めての海外で文化の違いや言葉の違いを肌で感じることが多いですが、愛という世界共通のものを感じた時でもありました。

菊池大祐