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キリスト教主義高校交流会2024開催報告

ウェスレー財団では、「キリスト教主義高校交流会2024」を9月16日(月)10時半~16時までウェスレーセンター1階の会議室で開催しました。

今年で2回目となる交流会は、昨年度に続きキリスト教主義高校の生徒たちが、自分たちの学校の歴史やレガシー、ミッションを調べ、発表し、他校の生徒との交流を通じて、お互いの視野を広げ、新たな気づきを育む機会を提供することを目的として開催されました。

北海道(北星学園大学付属高校、北星学園女子高等学校、宮城県(宮城学院高等学校)、茨城県(茨城キリスト教学園高等学校)、東京都(国際基督教大学高等学校)、神奈川県(アレセイア湘南高等学校)から合計6校12名の高校生と4名の教師が集まりました。

高校生たちは、事前に与えられた課題に基づき、各校の歴史、創立者、学校の設立経緯、レガシー、それが活かされている活動について調べ、学校ごとに発表資料としてまとめました。

交流会当日は、午前中に代表理事小海による挨拶で始まりました。最初は、緊張の面持ちで参加していた高校生たちも、交流ゲームや3校からの発表、昼食休憩をはさみ、少しずつ緊張が緩和されていく様子が伺えました。午後には3校の発表と、その後の小グループに分かれてディスカッションが行われました。初めて出会った人たちとのディスカッションは難しさもありましたが、各グループで話し合った内容を代表者が堂々と発表する姿が見られました。

その後、各参加者は一人一言、振返りの時を50種類の色画用紙から今の気持ちに一番違い色を一枚選び、なぜその色を選んだのか表現する時を持ちました。

参加した高校生たちは、キリスト教主義の他校の生徒と交流する経験が今回が初めてで、この交流会を通じて貴重な経験を積むことができ、異なる地域においても、共通のミッションやレガシーを共有できたこと、他校で展開されている活動を自校でも活かしたいこと、今回初めて自分の学校について調べ、創立者や宣教師の思いや愛が学校に息づいていることを知り、学校への愛情が深まったことなどを述べました。

 

各学校の行事や試験時期などが異なるため開催時期をどの時期にするか、悩ましいですが、次年度も交流会を企画する予定です。より多くのキリスト教主義の高校が日本全国から集まり、交流する時が持てることを願っています。

 

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