報告

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セミナー・講演会開催報告

連続講座:貧困を考える(2) ボランティアとは

11月20日、「連続講座:貧困を考える」の第二回目が実施されました。

10代から50代まで、様々な年齢の方22人が参加しました。
今回のメインテーマはボランティアでした。参加者にはボランティア経験者も多かったので、それぞれの経験を中心に多岐にわたってボランティアについて語り合う場となりました。
山友会のボランティアの人たちからは、「何かをしてあげる」といった発想は、活動を続けていくうちになくなってしまう、という話がありました。

社会的な立場を超えて、異世代と交流し、関わることで、活動そのものが自分の居場所になっていくという声も多く聞かれました。
参加者同士の気づきのシェアリングでは、ボランティアを継続していく原動力は人だという意見や、自分という枠を広げて、社会に関わる一つの方法としてのボランティアという意見が出ました。

継続的にボランティアをしている人たちは、支援する、されるという立場を超えて、他人ごとだった現実を自分の問題としてとらえることなんだなと、気づかされたという20代の参加者の声が、今回の熱い議論を総括しているように思えます。

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