セミナー・講演会開催報告
ユースフォーラム2015
1月16日にウェスレーセンターでユースフォーラム2015が行われました。在日韓国人問題研究所(RAIK)の所長、佐藤信行様を招き、「ヘートスピーチを考える」というテーマで話をして頂きました。このフォーラムは早稲田奉仕園、SCFとウェスレー財団の3団体コラボレーション企画でした。
佐藤様は在日韓国人だけではなく、ほかのアジアの国から来た人たちが日本で受けている人種差別の問題に関して語ってくれました。東京で行われている排外主義デモのビデオも見せて頂きました。特に驚いたのは、デモの参加者に大学生や高校生くらいの若い方が多く、大きな声で暴言を吐いていることでした。今の若い世代に誰がこのような教えをしているのかが疑問になりました。
参加者の中に在日韓国人が何名かいたので、個人的に受けた差別や、そのときの気持ちを小グループの分かち合いの時間に聞くことができました。ヘートスピーチをどうしたら消去することができるか、差別を受けた人たちをどのようにサポートできるかを話し合いました。