報告

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セミナー・講演会開催報告

Young Generation Global Mission Series Vol.2
ブラジル出身の元Global Mission Fellowの話し

オンラインセミナー「Young Generation Global Mission Series」の第2回目を12月12日(土)19:00-20:45 に実施しました。
合同メソジスト教会世界宣教局がクリスチャンの若者を対象に実施しているGeneration Transformationというプログラムの中にあるGlobal Mission Fellowという長期宣教プログラムで2017年~2019年にGlobal Mission Fellowとして栃木県那須塩原にある学校法人アジア学院にて奉仕活動を行っていたブラジル出身のRoberto Juniorさんをスピーカーとしてお招きしました。
事前にインタビュー動画を撮影し、セミナーではその動画を放映しました。インタビューではGlobal Mission Fellowに応募したきっかけや、Global Mission Fellowでの活動内容、Global Mission Fellowの経験がどのように人生に影響を与えたのか、ブラジルの教会生活、コロナ禍でのブラジルの若者の様子や、ブラジルの社会課題などをお話しいただきました。
参加者は9名と少人数でしたが、その分濃い内容となり、沢山の質問も出て積極的に参加している様子がうかがえました。
Robertoさんがブラジルで行っているホームレス支援の話や、ブラジルにおける人種差別の問題や、失業率の高さと若者たちが受けている影響などの話は、参加者たちの関心を得ていたようでした。時差12時間でのオンラインセミナーの開催で、実質的距離はとても遠いブラジルですが、このオンラインセミナーのいっときは、すぐ近くにいるような感覚を覚えるとても心温まるときでした。

宣教活動ということ聖書の話やキリスト教の話を伝えることと私たちは思いがちですが、このプログラムがめざすミッション活動は、社会課題に対してキリスト者として自分の賜物(経験やスキルなど)を使って奉仕をする活動を指しています。もちろんキリスト者としての信仰は必要ですが、それ以上に社会課題(Social Justice Issue)に関心を持ち、それに取り組みたいという意思が必要です。

ウェスレー財団では合同メソジスト教会が実施する長期宣教プログラムGlobal Mission Fellowの日本からの公式申込窓口です。ご興味がある方は是非下記までお問い合わせください。

問合せ先:program@wesley.or.jp

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