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国際協働プロジェクト:パートナーシッププロジェクト視察報告(カンボジア、ラオス、ベトナム)

ウェスレー財団は、パートナー団体と協働し、国内外で経済格差、福祉、保健医療、教育の改善/向上のための人材育成・地域発展事業を行っています。これらの事業は、地域の人々の主体的参加と協働によって、社会的自立・経済的自立を目指しています。この事業をパートナーシッププロジェクトと呼んでいます。パートナーシッププロジェクトは、日本とアジアの地で教育と福祉の発展のために働いた宣教師たちのレガシーを覚えて2020年度に開始したプロジェクトの一つです。

2023年1月、事業を開始してから初めて小海代表理事とKong外部理事がカンボジア、ラオス、ベトナムの事業地を視察にいき、各国のパートナー団体のスタッフ、地域の方々と交流を深めました。

 

 

 

UNFPAカンボジア訪問

現在、カンボジアでは2022年より、UNFPA カンボジア(国連人口基金カンボジア事務所)と協働し、カンボジアの女性と少女達をジェンダーに基づく暴力から守ることを目的としたスマートフォンアプリの開発と導入のプロジェクトを支援しています。視察では、UNFPAカンボジア事務所を訪問し、開発中のスマートフォンアプリに対する若者からのフィードバックを聞いたり、UNFPAカンボジアの職員の方々からプロジェクトの進捗状況の報告を受けました。

CHADベトナム訪問

ウェスレー財団はCHAD、Mission Initiative Office(合同メソジストミッションオフィス)、地域コミュニティーと協働しベトナムとラオスで5年計画のプロジェクトを実施しています。CHADベトナムのプロジェクトでは、現在3つの村で、農村地域における自立的で持続可能なコミュニティーの構築と研修指導を通じて、食料安全保障と保健衛生の向上を目指した活動を行っています。

視察時には、プロジェクトによって建設された衛生的なトイレ設備や井戸を見学しました。米の脱穀精米機を購入したことで、町まで5キロ、移動していた時間と費用を節約でき、米を最大限に活用できるようになったことを直接コミュニティの人から報告を受けました。コミュニティが協力しプロジェクトが順調に進んでいる様子が分かりました。

 

ベトナムの教会で地域の人々と

 

 

 

 

 

 

 

 

CHADラオス訪問

ウェスレー財団はCHAD、Mission Initiative Office(合同メソジストミッションオフィス)、地域コミュニティーと協働しベトナムとラオスで5年計画のプロジェクトを実施しています。CHADラオスのプロジェクトでは、現在3つの村で、農村地域における自立的で持続可能なコミュニティーの構築と研修指導を通じて、食料安全保障と保健衛生の向上を目指した活動を行っています。

ラオスのプロジェクトでは政府からの活動許可の取得に時間がかかっており、プロジェクトの進捗状況は早くはありませんが、持続可能なコミュニティ作りのために、トイレ設備の建設や研修などコミュニティのリーダ―たちは出来る限りのことを熱心に取り組んでいる様子が伺えました。

 

プロジェクト地域に住むコミュニティの人々

プロジェクトでできたトイレ設備

 

 

 

 

 

 

 

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