2021年度ソーシャルジャスティス活動助成金の交付団体の一つである横浜訓盲学院を紹介します。

横浜訓盲学院は、キリスト教の愛の精神に基づく私立盲特別支援学校です。普通部と理療科の二つに分かれており、普通部では、視覚障がいに併せて、聴覚障がい、肢体不自由、知的障がい等を有する重複障がいの幼児児童生徒を対象にした教育を行っています。理療科では、先天性あるいは中途での視覚障がいのある方を対象に、日本のもう教育の伝統的な職業教育である「あん摩・マッサージ・指圧師、はり師、きゅう師」の国家資格となる免許状の取得を目指す教育をしています。

2021年度は、視覚障がい幼児児童生徒への教材作製のために3Dプリンターを購入し、虫、花、小動物などの実態物を教材として作り、視覚障がいのある子どもたちがそれらを触って様々なもの（特に、普段触ることのできないものや生き物など）を理解するために用いられました。

当財団からは、教材作製のために必要な3Dプリンター購入費に助成金を交付しました。

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