お知らせ
研修inミャンマーの報告 *PART 2*
3日目
「聖書に登場する人物を例にリーダーとはどういう人物なのか」、「平等性・ジェンダーの違いによる役割についてどのように理解すればよいのか」という聖書の学びや、組織の中でリーダーの使命や直面する困難をメソジスト教会で活用されているリーダーシップ論から学ぶワークショップが行われました。
参加者の吉村さんの報告をどうぞお読みください:
11月17日は聖書研究の一日でした。午前は、信仰を基にした精神的な美しさや勇敢さ、そして教会や組織の中でミッションを実践するためのリーダーシップの発揮に向けた大きな方向性を示された気がしました。午後は、聖書の中のジェンダー平等性や女性のリーダーシップについて学ぶという具体的なワークショップを受けることが出来ました。特に印象に残ったのは、後半のワークショップでした。アジアの女性が置かれている共通の文化的背景(家父長的なものなど)がありますが、聖書から女性の置かれた状況の改善に向けて学ぶことがあると実感しました。ワークショップでは、聖書の中のいくつかの場面から当時の女性たちがいかに信仰とリーダーシップを発揮したかをいくつかのグループに分かれて考え、最後には各グループによる「ミニ公演」が行われました。同じ聖書の箇所を読んでいても、メンバーによって意見が分かれたり、互いの知識を補い合うことでより深く理解できました。また、このグループディスカッションによってよりメンバーと深く知り合えたような気がしました。
夕食後のカントリーシェアリングでは、本日は香港、インドネシア、台湾による発表でした。踊りや音楽、小物などに加えて各国の観光地や文化などを映像で見ることが出来て楽しかったです。
吉村千恵