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インターンを終えて

リーダーシップ研修にインターンとして参加した君塚聖香(きみづかせいか)さんの報告です。

私が今回、インターンとしてリーダーシップ研修に参加しようと思ったのは、ウェスレー財団のミッションである「女性のエンパワメント」に強い関心を抱いていたからです。私は三年前に参加者としてカンボジアで行われたリーダーシップ研修に参加することにより、貧困問題の解決についてより深く考えるようになりました。研修後も貧困問題について学び続けることによって、改めて「エンパワメント」について関心を抱き、もう一度、このミッションを掲げているウェスレー財団と関わりたいとの思いが与えられ、より深く学びたかったためにインターンとしてこの研修に参加することを決意いたしました。

参加者とインターンとの違いは、常に状況を把握して考え、行動することです。 研修の準備段階では、主にBookletやフライトスケジュールの管理、参加者の一覧表作成などといった事務作業と日本人の参加者5名との連絡や出されていた課題をサポートしていました。これらを同時に進めなければならなかったため、時間配分の取り方に難しさを感じました。また、参加者とはメールでの情報共有が多かったので、文章だけで内容を伝え、理解することの難しさを経験しました。

研修中はプログラムが円滑に行えるように会場の設営や講義に必要なものを揃えたりしていました。また、講師の先生や参加者の間に入り、必要な助けがあるかを尋ね、それぞれにあった対応をしていました。そして、柔軟性も必要とされ、急遽なスケジュール変更や講師の先生からスライドを作成して欲しいとの依頼もありました。このような時も冷静に対応する力が問われました。
インターンとして準備段階から携わり、様々な業務をこなすことによってリーダーとは「忍耐と冷静と決断と実行」の連続であることを学びました。

インターンをすることで、学ぶことだけでなく自身の賜物にも気がつきました。その1つとして「絵」の賜物です。私はBookletの作成をする中で、表紙の絵も描く機会が与えられました。習った経験はありませんが、幼稚園生の頃から絵を描くのが好きでした。描いた絵がBookletの表紙に使われ、「聖香さんには絵のギフトがあったのね」と言われ、初めて「絵」も1つの賜物であったことに気がつきました。他にも、写真が趣味であり、記録として撮っていた研修中の写真も、研修後に参加者から感謝のメッセージをもらいました。感謝されると思っていなかったため、驚き、これも1つの賜物であったことに気がつきました。

ウェスレー財団のインターンをすることで様々な機会が与えられ、自身を試すことができました。任されることによって、自身の強みや賜物もわかりました。この気づけた強みと賜物を更に活かし磨いていきたいと思いました。また、「0か100かでなくていい」という言葉を聞き、完璧に出来なくても挑戦していくことの方が大切であることに気がつきました。 このインターンを経験することで「エンパワメントできる人になりたい」との思いが増しました。そのためにも知識と経験をより増やし、何事も恐れずに新たな事に挑み続けていきたいと思いました。