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北海道スタディワークキャンプ2018 参加者感想

北海道スタディワークキャンプ2018参加者感想

2018年9月3日より6日まで、北海道浦河・帯広でウェスレー財団では初の試みのスタディワークキャンプがありました。
4名の参加者のフェイスブックにあげた記事をまとめました。どうぞお読みください。

9月3日
参加者の聖香さんの振り返りです。

天候の不安がありましたが、無事に参加者が揃い、北海道スタディーキャンプを始めることができました。このキャンプでは精神障害を抱える方々やアイヌ民族との交流の場がもたれます。普段の生活では、中々彼らとの交わりはありませんが、開会礼拝で語られた、良きサマリア人の箇所から、「私は誰の隣人となれるのか」を、この新たな出会いを通して、キャンプ中に問い考えたいと思いました。

9月4日
参加者の亜美さんの振返りです。

北海道ワークキャンプ2日目はべてるの家にて行われました。私がべてるの家を訪問して一番心に残ったのは、精神障がいを持っている方々の明るく優しい笑顔です。初対面にも関わらず話しかけてくださったり、得意なこまを披露してくださったり、歌ってくださったり、とても歓迎していただきました。また、自分の弱さの情報公開をし、一人一人が抱える問題をみんなで考えて解決していくSST(Social Skill Training)という活動にも参加させていただきました。何か困難に突き当たった時、一人でどうにかするのではなくて、周囲へ協力を呼びかけることの大切さが身にしみた一日でした。

9月5日
参加者の健さんの振返りです。

午前中はイチゴのヘタ取りをしました。単調な作業が苦手な私にとってかなり辛かったのですが、べてるの家で作業している方は黙々とこなしており集中力がきれずにすごいなぁ…と驚きました。昼休憩後の昆布詰めのお手伝いでも丁寧に教えてくださり作業を進められました。
また、初めてお会いする私に対し、気さくに話しかけてくださり、楽しい雰囲気の中作業を進められたのであっという間に感じました。

これらの体験から、障害のある方に対して、できなくてもしょうがないとか、気をつけなければ、と普段思いすぎることは良いことではなく、その考え方から障害者の方が社会で働きにくくなる原因にもなっていると思いました。障害があるにしろないにしろ、それぞれの人にあった輝き方が必ずあり、同じような悩みを持つ人間なのだから、決して壁を作らず、その人に合う生き方を見つけていくことが大切なのだと感じました。最近では、様々な面でのストレスから若い人でも鬱病になってしまうケースが増えてきています。最も大きな原因として、「心のケアよりも結果を優先する時代」というは考え方があり、それが間違っていると私は思います。心のケアをし、社員が心を通わせ、一人一人の能力を十分に引き出すことによって結果はついてくるものだと信じており、それをこなしているのがべてるの家だと実感したので、ここでの学びを糧に少しずつでもら変わっていけたらいいなぁと思っています。

9月6日
参加者の仰さんの振返りです。

スタディワークキャンプは思わぬ展開に、6日の真夜中に起きた大地震の影響で、道内全域が停電となってしまいました。アイヌの子どもたちとは交流することはできなかったものの、アイヌの子どもたちに長年教育支援を行ってきた芦澤さんの貴重なお話を聞くことができました。そこでは私が知らなかったアイヌの人々が受けた差別や迫害の話を聞くとともに若者の勇気ある行動からアイヌ民族としての誇りを取り戻しているということを聞いて、私は今まで日本人だと思っていたアイヌ民族が、歴史の背景では長く苦しい迫害の時を経て、段々と自分たちのアイデンティティを持とうとしていることに衝撃を受けました。なかなか聞けない貴重なお話を本当に感謝しています。地震という思わぬ形で終わりを迎えたキャンプでしたが、中身の濃い4日間だったと思います。最後にこの旅行を企画しサポートしてくれたウェスレー財団の小海代表と滝藤さんに心からの感謝申しあげます。ありがとうございました。