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一般財団法人JELAとの職員交流・研修会 実施報告

 

ウェスレー財団では、2023年8月30日(水)に一般財団法人JELAと職員交流・研修会をウェスレーセンター1階会議室で実施しました。

JELAは、1909年にアメリカのルーテル教会を母体に設立されたキリスト教主義の財団法人です。「キリストの愛をもって、世界と日本の助けを必要とする人々に仕える」という使命のもと、世界の子ども支援、難民支援、奉仕者育成を事業の3本柱として、国内外で様々な公益事業を展開しています。

(JELAのウェブサイトはこちら:https://www.jela.or.jp/

ウェスレー財団は、JELAがUNHCR駐日事務所と行ってきた「難民専門学校教育プログラム(Refugee Vocational Education Programme – RVEP)」に今春から参画し、日本に在住する難民の進学支援を協働して実施していくことになりました。この機会を契機に、キリスト教精神を基盤として活動する財団法人である両団体がお互いの知見やレガシーを共有し、さらなる事業活動への発展に繋げるため、合同研修会を開催することとなりました。

研修会では、まず初めに開会礼拝でそれぞれのレガシーやミッションについて改めて考える時を共有しました。続けて両団体から団体概要と事業紹介を行い、昼食をはさんで午後にはウェスレーセンターと周辺のツアーも実施しました。周辺ツアーでは、米国のメソジスト監督教会が日本に派遣した宣教師によって創設された青山学院を訪問しました。

その後はウェスレーセンターの会議室に戻り、担当部門ごとに分かれて職員同士の情報交換や、それぞれの仕事における課題を分かち合いました。最後は一人ずつ研修の学びや感想を発表し合うリフレクションの時間を持ち、相互の経験やノウハウを知ることができ参考になったという声や、仕事において互いに似たような問題や悩みがあると分かったこと、キリスト教主義の団体で働く仲間と出会えて励まされたなどの声がありました。

ウェスレー財団とJELAは、キリスト教精神のもと活動する財団法人として、今後より良いパートナー関係を築き、互いに協力し合って公益事業を展開していきます。