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タイ・チェンマイワークキャンプ Part 4 2016年2月9日~14日

タイ・チェンマイワークキャンプ最終日でした。

参加者の名取晟一郎さんと大久保絹さんの報告をお読みください。

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今日はチェンマイで過ごす最後の日でした。
朝の閉会礼拝を終えた後、モン族の子どもたちと共に1日過ごしました。ワーク3日目の夜にバディを組んだモン族の子どもは自分の事を覚えてくれていて、フラワーガーデンとモン族の村で行動を共にしました。

今日の体験の中で、少数民族の村の訪問はおそらくこれからの人生で二度と無いような貴重な経験になったと思いますし、モン族の普段の生活の様子を学ぶのに役に立ちました。自分が想像していたよりも生活環境が充実していた一方で、Ban Hmong’s Hope や学校まではかなりの距離があり山道の凹凸が激しい等アクセスの不便さが課題であるように感じました。しかしBan Hmong’s Hope の方々の支えがあって子どもたちが教育を受けられているということを改めて知ることが出来ました。
仲良くなった14才の少年は体型や顔つきが大人で子どもたちの中でもお兄さんのような存在で逞しかったです。言葉は通じなくても分かり合える瞬間が沢山あり、お別れの際にこれが今生の別れになるかもしれないと思うと非常に寂しくなりました。でも、またすぐにモン族のみんなと会えるような不思議な空気がこの村には漂っているように感じました。初めて訪れた日本人を優しく迎え入れてくださった村人たちに囲まれて子どもたちが幸せに過ごしていける、そう思い安心して村を離れることが出来ました。

名取晟一郎

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5日目は、チェンマイで過ごす最終日でした。チェックアウトを済ませ、BMHへ向かいみなさんと一緒にディボーションのときを持ちました。ディボーションのあとは、BMHの方々から感謝の言葉と歌、モン族の手工芸品のプレゼントをいただきました。

共に食卓を囲んだあと、フラワーガーデンへピクニックに出かけ、楽しいひと時を過ごし、何人かのこどもたちと別れたあとモン族の村へ向かいました。ライチの木がたくさん植えられたのどかな山岳地域の所々に家屋が立ち並び、小さなこどもたちは遊び、大人は手工芸品を作っていました。モン族の伝統を肌身で感じることのできた貴重な時間でした。
今回のワークキャンプは、参加者との出会いが与えられ、ワークを通して「よき友」となることができました。「よき友」の輪が広がり、BMHの方々と出会い、共に食事をし、互いに話し、歌声を合わせ、出会った人々がそれぞれに心を通わせ「一つ」になる体験をしました。人種も住む場所も異なる私たちが、これまで知ることのなかったモン族の伝統や誇り、そして人々の温かさに触れ、一つ一つの出来事に神さまの導きと慈しみ、計り知れない愛を感じることができました。

大久保絹