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若い女性のためのリーダーシップ研修 in シンガポール2020 参加者感想

2020年2月12日より18日まで、若い女性のためのリーダーシップ研修をシンガポールにて実施いたしました。この研修では10の国及び地域から35名の女性たちが集いました。Facebookに掲載済みの日本から参加した7名の感想をまとめました。どうぞお読みください。

【2月13日 参加者の陽さんの振り返り】
初日はオリエンテーションをしたり、シンガポールの紹介を聞きました。一緒にお昼ごはんを食べることや、リフレクションを通して仲が深まり、各国の意見や価値観を知ることができました。修学旅行や家族旅行などで注目を集めるシンガポールですが、様々な問題を抱えるところは日本と共通だと思いました。
始まったばかりのリーダーシップ研修ですがこの研修をどのように過ごすのか、これから私が何をすべきなのかを考えるキッカケとなりました。

【2月14日 参加者の結理さんの振り返り】
2日目は日本チーム担当のデボーションから始まり、2つの施設を訪れ、夜にはバレンタインディナーを頂きました。デボーションは、電子機器トラブルが重なり、ごたごたが続きましたが、参加者の皆さんが賛美中の手拍子などで助けてくださいました!
Autism Resource Centerでは、自閉症の方々が実際に働いている施設を見学しました。そこではクリスチャンの市長さんに、クリスチャンとしてどのようにリーダーシップを持つべきなのか、経験をもとに語っていただきました。
午後に訪れたTamar Villageでは、聖書の言葉に基づき、売春業で働く女性たちに働きかけている方々のお話を聞くなどしました。見学を通して、(よく知らないだけかもしれませんが、)日本のキリスト教会の社会問題に対する取り組みが、シンガポールと比べてあまりなされていないように感じました。日本では教会員が減っているなどの問題があり、外に目を向ける余裕が無いのかもしれませんが、社会問題に関わる中で、聖書の言葉を実践することも教会の在り方として考えるべきだな、と思いました。
明日は終日、ホテル内で聖書の勉強とセッションです。今日1日守られたことに感謝し、明日1日に期待します。

【2月15日 参加者の真波さんの振り返り】
本日は、主に高齢化社会やリーダーの素質、聖書や外国人労働者などについて学びました。高齢化社会と外国人労働者に関する課題については、近年より深刻化している面もありますが、このセミナーで学んでいるリーダーとしての自覚を強くもち、真剣に向き合っていかなければならないと改めて感じました。各国の話し合いの中で、国同士の課題に共通点もいくつか見られ、一緒に解決策を考えるこができました。
また、最後のリフレクションでは、一日の学びを創作曲にのせて披露し合いました。踊ったり、手拍子をしたりしながら、全力で表現をしているメンバーの姿を見て、大きな刺激を受けました。毎日新しい学びを得て、充実した日々を過ごすことができています。あと2日でこのセミナーが終わってしまうということがとても寂しいです。悔いなく精一杯がんばります。

【2月15日 参加者の莉子さんの振り返り】
今日は研修3日目でした。あと残り2日しか残っていないことにとても驚いてます!そして寂しさも出てきました。今日一日はBible Studyとセッションづくしでしたが、スピーカーの人たち全員が、私たちに与えて下さったストーリーは全て重要なもので、背中を押される言葉だけしかありませんでした。
セミナーは常に楽しく、新しい学びを得られ、自分の心の底から「これからアクションを起こす勇気、希望、活力」が湧いてきたのをふつふつと感じられました。そして、他のアジアの国の友達たちと深く関われる時間が多い毎日にとても感謝しています。アジア人女性として生きる上で抱える悩みや不安、試練だったりなど、お互いの話をシェアしていて思ったことは「どの国も同じ問題を抱えているんだ」と「決して自分は一人ではない!」ということです。ふとした瞬間にその答えが出てきた時はお互いに分かり合えて、そして励ましたあったことがすごく幸せですごく有り難いことだと感じました。思わず泣きそうになってしまいました。
あっという間に時間が過ぎてしまいますが、その時間に得られた数え切れないほどの濃い学びは、これから常に私を助けてくれると思います。残りの2日もたくさんの人から、たくさんの話を吸収して、自分が出来ることは何かを考えてためらわずにアクションを起こしていきたいです!:)

【2月16日 参加者の晴乃さんの振り返り】
4日目の今朝は、メソジスト教会135周年の記念礼拝に行きました。日本で私が見てきた礼拝と少し違い、現代的な動画を使ったり、よりクリエイティブで自由な雰囲気があり、とても新鮮でした。
また、夜のガラディナーとタレントショーでは、各国の伝統的な衣装で、それぞれの国の歌やダンスを披露し、アジアの10か国が1つの空間に集まった特別な時間でした。今日までの5日間、それぞれ違う文化の中で生活している10か国の皆さんと様々なセッションで学び、新たな考え、価値観など、本当に多くの発見がありました。その中で、私の中にあったもやもやした気持ちや考えに、少しずつ答えが導かれた気がします。初日は英語に自信が持てず、同年代の子が流暢に話しているのを見て圧倒されていましたが、みんな私の意見をじっくり聞こうとしてくれたり、言葉に詰まっても教えてくれたりと、本当に温かい方々に囲まれて、言葉だけでなく不安だった心も助けられました。
明日で最後ですが、残りわずかな時間も、失敗を恐れずに挑戦し、この様な貴重な機会を頂けたことへの感謝を忘れずにいたいです。

【2月16日 参加者の礼香さんの振り返り】
研修4日目の今日は、とても長い1日でした。シンガポールメソジスト教会135周年記念礼拝に参加し、プラタというインドから伝わったシンガポール伝統料理を作る体験をし、2つのセッションを行って最後のGala DinnerとTalent Showを行う、というハードスケジュールだったのです。
礼拝では私たちはゲストとして紹介され、前日から練習した「Amazing Grace」を10の言語に分かれ、コーラスでまた全員で賛美しました。様々な言語で同じ神様を賛美することができ感謝しています。総まとめのセッション前半では、私たちがなぜここにいるのかを捜し続けること、そして自分自身の特権と責任について知ることが必要だと知りました。
5日目にもたれる後半のセッションでこれらを踏まえて総括の時が保たれます。研修を通して、自分の目的を知ろうとした時には自分自身が何者であるかを知ることが重要だと感じています。この学びをアジア10カ国の女性たちと共有できていることが何よりの励ましになっています。

【2月17日 参加者の花香さんの振り返り】
12日から始まった「若い女性のためのリーダーシップ研修」もとうとう最終日を迎えました。今日は、昨日考えた「世界を変えるために自分たちができること」をシェアしてプログラムを終えました。手の形を使い 5つの質問の答えを指に書き、今回の研修で得たことを振り返りました。全てのことに「最後の」が付く最終日、とても優しい方々に囲まれていて目頭が熱くなりました。
自由時間には、小さなバスをチャーターしてガーデンズ・バイ・ザ・ベイに行くことができました。綺麗な植物を見れたのはもちろん、温暖化など自然問題への理解も深まりました。
この研修が終わった今、これから自分たちがどう行動するかが問われています。10ヵ国の様々な国情、育ち方や文化のちがいのある同年齢の女性たちと、このように濃く多角的な話し合いの持てた時間は 短いながら私のこれからの人生において大いに影響を与え励まされた時間だったと思います。
10か国35人のメンバーに会えたことと、このプログラムに参加できたことに感謝したいと思います。